みきとP 『 少女レイ 』 MV

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1人しか影がないっていうのが粋で好き

「透き通った世界で愛し合えたら」→「好きと謳った世界で愛し合えたら」って解釈できてめちゃくちゃ好き

レイという名前なのか、霊なのか、というふたつの解釈ができるの好き

「君が悪いんだよ」を「気味が悪いんだよ」って変換して聴くと、自分を見ない好きな子に対する愛憎で大変良い

イラストの場所に2日がかりで行って、現地でこの曲を聞いたときはかつてないほど鳥肌立った。曲を作ったみきとᏢさんも天才だけど、全国に3万箇所ある踏切からココをMVに選んだかとうれいさんも天才やわ。

「君は友達___」そう呟いた後、あの日の事をまた思い出した。赤く腫れ上がった目、煌びやかな白い肌。そんな君は、鳴り響く踏切の警報音の中、私に微笑みかけた。迫り来る鉄の塊。一瞬の出来事のはずなのに、まるで時間が止まったかのように、私たち2人だけが違う時間の流れに居たかのようだった。さっきまで笑顔を見せていた君は、人では無くなっていた。鳴り止まぬ警報音、辺りに五月蝿く響く蝉の声。今でも鮮明に思い出す。君は二度とは帰ってこない。そう分かったのは、見るも無残に千切れてしまった、君が着けていたキーホルダーを見た時だった。

この炭酸水みたいに透明感のある曲調にドロドロに狂った歌詞が最高にあってて好き。

なんかみんな色々考察してるけど、歌詞の意味も深く考えずにただぼーっと聴くのも最高

「2人きりこの儘」っていう歌詞のところ、あえて「此の儘」とかじゃないところから「子の儘」っていうふうにも受け取れて、2人とも死んで、ずっと少女のままで愛し合いたいっていうふうに解釈もできて個人的にはすごく好き

この曲ってメロディを楽しんで、イラストを楽しんで、歌詞のエモさを楽しんで、みんなの考察を読んで楽しんで4度楽しめるの神すぎだろ…

歌詞本能が狂い始める　追い詰められたハツカネズミ今、絶望の淵に立って

この曲を知る→好きになる→歌詞に違和感を感じて調べる→意味を知って複雑な気持ちになる→さらに好きになるの流れが最高

亡くなった少女の事を歌ってる曲なのに歌ってるのは命がある人間じゃなくて命が無い機械のミクなのが凄い好き

とあるオーディションで、この歌を歌わせていただきました。ずっとずっと大好きな曲です。勇気と、自信をくれた曲です。受かるかはわかりませんが、受からなくても、この曲が歌えたことをとても嬉しく誇らしく思います！

もう、五年前の歌なのに今でも考察されてて、ボカロファンとして、なんか嬉しい。

一番の「君は独りさ　居場所なんてないだろ」は「“君”には“僕”が居なくちゃダメだろ」って余裕ある感じなのに、ラスサビ前の「君がいなくちゃ　居場所なんてないんだよ」は「“僕”には“君”がいないとだめなんだ！」って“君”に縋ってるみたいになってて好き。

「本能が狂い始める」っていう始まり方、人間の《生存本能》が狂い、死へと向かう状況が最初から表されてるのが凄く好き。

「愛し合えるさ」って確定されてるような表現から「愛し合えたら」って不確定で、もはや願望にも近い表現になってるのすごく好き

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